お子さんの生活リズムの乱れを整える方法
今日は理想の生活リズムについて
お話します。
この記事は、幼児~小学生の子どもを対象に書いています。
東洋医学的に診断する場合、
食欲
便
睡眠
をまず伺います。
この3つが問題なければ、一応健康だといえます。
一応というのは、ご本人は問題がないと思っていても
実は、大変な状態という事もあるからです。
例えば、便は、3日に1回だけど、
何年も前からだから、普通だと思うといわれるケースがありますが、
やはり、1日1回はあるように改善する方がいいです。
食欲も、ご本人は普通。でも、東洋医学から診て、
改善が必要なこともあるのです。
今、お子さんの生活リズムに問題があると思われていますか?
では、理想の生活リズムは分かりますか?
小学校低学年の理想の睡眠は約9~13時間といわれています。
9時間の睡眠時間を確保するためには、7時に起きる場合は、10時には
就寝しないといけません。
これは、学校に通う時のケースです。
今、コロナの自粛で学校に行く必要がない、
外に出ることもない場合、
この型には当てはまらないと考えます。
鍼灸師として、注目するのは、
睡眠の質です。
寝つきがいいか
夜中に起きないか
朝すっと起きれるか
夜泣きをしないか
夢をみてうなされたりしていないか
起きているとき、ぼーっとしていないか
これらの状況をお伺いして、
それに応じたツボに針をします。
お子さんの針は刺さない針です。
睡眠の質がそんなに問題がなければ、
早めに鍼灸をすることによって
体を整え、生活リズムを整えることは可能です。
それ以外に、
睡眠時遊行症(夢遊病)
睡眠時驚愕症(夜驚)
夜尿症
などの症状が今まではなかったのに、
最近、出てきたとしたら、コロナの影響かもしれません。
小児科で、お薬を処方される前に
鍼灸で改善できる可能性があります。
まずは、ご相談ください。