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2019.10.13鍼灸

鍼灸といっても様々で、世の中には、いろんな鍼灸の施術があります。

鍼灸の受療率は、わずか、5%程度だという。

受療率とは、一年に鍼灸を受けた人の割合です。

鍼灸師として、残念な現実です。

 

鍼灸は、素晴らしい治療法だし、

喜んでいただいている患者様に出会うたび、
この仕事をさせていただいて感謝します。

 

薬にしか頼る事を知らない、辛い思いをされている方に
ぜひぜひ、鍼灸を試していただきたいと思います。

 

鍼灸と言ってもいろいろあります。

決して、筋肉に刺して、置いて、抜いて、終わりというのが、鍼治療ではございません。

 

鍼灸治療の種類

 

鍼灸治療において、重要なのが、治療方針です。

まず、大きく分けて2つです。東洋医学と西洋医学です。

 

1、西洋医学的見解の鍼灸

たとえば、腰痛を例に考えてみましょう。

腰が痛い

 ↓

腰が固い。

 ↓

コリを取れば、よくなる

 ↓

鍼・灸で、こっている筋肉を施術。

 ↓

楽になる。

 

これは、固くなった筋肉が原因でそれを改善すれば、治るという
部分的な考え方です。

もちろん、それでも、治癒は可能です。

 

2.東洋医学的な鍼灸

一方、東洋医学は、人間の体を部分ではなく、全体として診ます。

腰痛は筋肉が原因ではなく、

その方に何か要因があり、

きっかけで、発症したと考えます。

 

たとえば、最近、睡眠不足で、仕事も忙しく、
疲れていたところ(要因)に

子供の部活の観戦で、寒い中、長時間いて、冷えてしまった。(きっかけ)

翌日からだんだん、腰が痛くなった。

 

この場合、要因、きっかけ、両方があって、発症します。

治療方針としては、

問診をし、脈をみて、五行論に基づき、肝虚という治療方針で、
鍼灸を行うかもしれません。

 

西洋医学的見解・東洋医学的見解の中でも、

細かく、治療方針は分かれていて、

当院の行っている方法は、脈診流経絡治療という方法です。

鍼灸

 

経絡治療というものは、その方の経絡(人間の気の流れ)を整え、
スムーズに流れるようにしていく事で、お体をいい状態に改善し、
治癒に導く方法です。

 

経絡治療を継続することで、辛い症状がとれ、
疲れにくい体を取り戻すことができます。

 

ですから、今、問題になっている、自律神経の乱れ、うつ、生理痛、更年期障害、
さらには、不妊・妊活、

美容にまで、改善可能なわけです。

また、お子さんの起立性調節障害、食欲不振、疳の虫、落ち着きがないにも対応しています。

小学生までのお子さんには、一切刺さないで、改善できるのは、

経絡治療のなせる業です。

 

ぜひ、お辛い症状の方、鍼灸を受けた事がない方、

ご来院いただきたいと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。