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2020.12.09鍼灸

腰痛、どこに相談するのがいいのか?

日本人の約3000万人が腰痛があるという発表を2019年に日本整形外科学会がしています。

 

それほど、腰痛に悩んでいる人は多いです。

ぎっくり腰の女性の写真

その15%は、原因がわかっているが、残りは原因がわからないと言われています。

 

気のせいと言われるケースもあるようです。

 

腰痛が気になりだしたら、どうしたらいいか、
お話します。

 

腰痛によっては、ほおっておいたら、危険な場合もあります。

 

その見分け方をまずは、お伝えしましょう。

 

危険な腰痛の見分け方

緊急で病院にいくべき腰痛を伴う病気

化膿性脊椎炎

背骨の細菌感染症

発熱があること、痛みがどんどん増していく。安静にしていても、痛い。

CTではわかりづらく、MRI検査でないと見つかりません。

 

癌の骨への転移

日に日に痛みが増す。

じっとしていても痛い

 

大動脈解離

大動脈の壁が避ける病気です。激痛で、背中も痛みが走ります。

 

 

これらの病気は、腰痛と思い、リハビリをしたり、鍼灸をしても一時的にはよくなる気がするかもしれませんが、
すぐに痛みが戻ります。

 

病院で調べるべき腰痛

 

尿管結石

腎盂腎炎

胃潰瘍。十二指腸潰瘍

急性膵炎

子宮筋腫

これらの病気は、腰痛を伴う事が多いです。
病院で検査していた方が安心です。

 

病院へ行くかどうかの見分け方

①今まで経験したことのある痛みかどうか

②安静にしていも痛いかどうか

③発熱、体のだるさなど、ほかの症状があるか

④鍼灸、リハビリなどでも、改善がみられないかどうか

 

今までにもあった痛みで、動かしたら痛くて、寝る時は痛くなく、

体は健康で、日によっては、よい日悪い日があるというのでしたら、

鍼灸治療を続けるのがお勧めです。

 

背部鍼

 

当院では、腰痛の治療でも、全身を診て、全身治療をさせていただいております。

東洋医学では、病気は、経絡(体をながれている気の道)の乱れ、滞り、などが原因で、

経絡の流れをよくすることにより、その方のお体をよい方向にと改善していく治療法です。

 

どこに行ってもよくならない、とあきらめず、ご相談ください。

 

 

鍼の説明をしている写真