これからの季節は、寝苦しい夜がやってきます。
クーラーは仕方ないですが、
クーラーで冷えてしまっても、よい睡眠がとれません。
簡単にできる快眠方法をお伝えします。
簡単にできる快眠法
1.寝る3時間前に食事をすませ、その後、食べない
寝る時に満腹だとよい睡眠を得ることが難しいです。
まったく空腹すぎても眠れないですが、ある程度消化は終わらせた状態が寝つきがよくなります。
食後、お菓子などを食べる習慣はやめた方がいいでしょう。
口が寂しい場合、温かい飲み物(ノンカフェイン)をゆっくり飲むのはお勧めです。
間違っても、冷たいジュース、スポーツドリンクはやめましょう。寝る前にスポーツ飲料は不要ですし、
血糖値を上げるため、有害です。
2.入浴は、1時間半~2時間前がおすすめ
冬は、直前でもいいですが、この季節、体が温かすぎると寝つきが悪くなります。
リラックス効果もあるので、ぬるめのお湯にゆっくりと入るのがおすすめです。
3.軽くストレッチ、頭のマッサージなど、リラックスできるものを作っておく
ご自身で寝る前のルーティーンを作っておくと
体も寝るモードに入ります。
4.深呼吸をする
布団に入って、すぐに寝付けないときは、ゆっくりゆっくり深呼吸をします。
長ーく吸って、それ以上に吐く時間を長くする。
他の呼吸法は、4拍で吸って、4拍息を止めて、6拍で吐いて、2拍息を止め
それを8セット繰り返してから、普通の呼吸に戻す。
それだけで、以前より深く呼吸できるようになります。
この呼吸法は、ヨガなどでも使われている呼吸法です。
5.眼を温める
当院では温灸を進めていますが、
ホットパック、蒸しタオルなどでも代用できます。
瞼を温めることで、目の周りの筋肉を緩め、目の疲れをとることで
よい睡眠に導きます。
こちらは、当院で使用している温灸器です。
6.安眠のツボにお灸をする
安眠できるツボは、湧泉(ゆうせん)失眠(しつみん)です。
湧泉は、足のくぼんだ イラストの3番
失眠は、4番 かかとの中心になります。
寝る前でなくても、2日に1回ほど、お灸をするのがお勧めです。
いろいろな方法がありますので、
ご自分になった方法を試してください。