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2019.03.07鍼灸

東洋医学・鍼灸でできる事

ブログをお読みくださり、ありがとうございます。

 

鍼灸は、何に効果があると思いますか?

肩こり、腰痛、膝の痛み、ギックリ腰、五十肩など、痛みの疾患に効果があると思いますか?

正解です。

それだけでなく、鍼灸は、自律神経失調症、月経困難症、生理不順、更年期障害、不妊症、不育症、めまい、頭痛、貧血、不眠、などの症状にも、効果があります。

小児の、食欲不振、夜泣き、かんむし、夜尿症、キーキー言う、などにも、実践があります。

どうして、これらの症状に対応できるのでしょうか?

鍼灸は、東洋医学に基づいた、治療です。

東洋医学とは、体全体を診て、バランスを整えます。その症状を参考に、その方の、証「あかし」を立て、それに応じたツボに鍼、お灸で、施術し、お身体をよい状態にもっていきます。

東洋医学には、五行論という考えがあります。

五行論の図

上から、時計回りに、肝→心→脾→肺→腎と5つの臓器がバランス良く働いている状態は、健康です。

私たちは、日常で、その働きは、バランスを崩します。例えば、運動をした。筋肉を使う。筋肉は、肝に関係するので、肝が、頑張ります。そして、肝の気が減ります。

少しでしたら、睡眠や、栄養のある食事などで、回復します。回復しないのに、頑張りすぎると、例えば、腰痛などの症状が出てしまいます。

この場合、私は、肝のツボに鍼をして、弱った肝の気を補います。

しかし、腰痛で、来られても、必ず、肝とも限りません。冷えだったり、骨に関係していると、腎のツボで、治療します。

同じ症状でも、治療の方針は全く違います。

これを

同病異治(どうびょういち)と言います。

肝や腎というのが、証です。

肝といっても、肝臓という臓器を指すのではなく、肝の働き、肝は筋肉、目、月経なども関係するので、その働きを指します。

証が、1つの場合もありますが、こじらせると、肝と脾、肝と肺という風に2つになる事もあり、治療も、時間がかかります。

 

どうか、少し疲れが取れないな。
寝ても、すっきりしないな。 など、気になったら、早めに鍼灸を受ける事をお勧めします。

接触鍼をする写真