新型コロナウイルス感染が今年に入って
また増えています。
当院の兵庫県も、再び緊急事態宣言が出されます。
テレビを見ていると、過剰に不安をあおるようにわざとしているようにも
思えます。
我が家には、数カ月前からテレビがありません。
しかし、年末年始に実家に行った際、
テレビをつけていると、
コロナに負けるな、みたいな
悲壮感いっぱいの、メッセージを受けてしまいます。
こんなん見てたら、不安になるわと
改めて思いました。
しっかりとした感染対策は必要ですが、
今、なにが、本当なのか、分からなくなってきていませんか?
インフルエンザが例年より極端に少ないのはなぜか、
マスク、手洗い、消毒がインフルエンザに有効なら、
コロナウイルスに効果がないのは、なぜか
4月の感染者数と、今を比べると、
今の方が多いのに、学校が休校にならないのは、なぜか
考えてみると、矛盾がいっぱいです。
コロナウイルスを怖がることのデメリットを東洋医学の視点から
お話したいと思います
東洋医学では、感情が体に大きな影響を与えます。
その感情によって、どのように影響するかも、決まってきます。
怒り・いらいら → 肝
喜び・笑う → 心
思い悩む → 脾
悲しむ・泣く → 肺
驚く・恐れる → 腎
ここで、肝臓と書かずに、肝と書いたのは、
東洋医学では、臓器というより、働き全般を指すからです。
驚く・恐れるは、腎の働きを悪くします。
腎は腎臓、膀胱、もっと広く言うと、水分の問題、むくみ、冷えなども関係してきます。
腎は、また、老化にも影響します
髪の毛や耳も腎と深く関係します。
年をとると、耳の聞こえが衰えたり、髪の毛が薄くなったりは
腎の働きが悪くなっていると考えます。
また、睡眠も腎の働きをよくすることで改善します。
恐れがあると、眠れなくなるのは、考えられますよね。
よく眠れないと、免疫力も落ちます。
人は、感情によって、本当の病気になります。
ですから、過剰に恐れることは、
これらの働きを悪くし、免疫力を落とします。
新型コロナウイルスに限らず、
過剰に心配し、恐れることは、
物事の冷静な判断をなくし、
また、余裕をなくし、
人を批判したり、
いいことなど一つもありません。
テレビを消しましょう。
深呼吸しましょう。
できる事を楽しみましょう。