手の痛みでお困りの方は多いです。手は毎日使うので痛いと辛いですね。
原因はいくつかあります。
手指の不調
腱鞘炎・ドケルバン病
使いすぎのよる痛みです。手首の痛みが特徴です。出産後、赤ちゃんを抱くときに手首に力を入れすぎたり、タオルを絞る動作を頻繁にすることで負担がかかった時に起こりやすいです。
産後・授乳期に症状が出やすい事から、使いすぎだけではなく、女性ホルモンの関係も指摘されています。
ヘパーデン結節・プジャール結節・ばね指
関節の痛みや変形を言います。ヘパーデン結節は第一関節、プシャール結節は第二関節、ばね指は手指の付け根の事を指します。
痛みの症状の他、腫れたり、動かしにくくなったり、変形したりします。
原因はよく分かっていませんが、40代以上の女性に多い症状です。
女性ホルモンの減少も原因の一つと言われています。
更年期を迎える時期から症状が出始める方が多いのはそれを証明しているかもしれません。
これらの症状は関節リウマチとも似ています。気になるようでしたら、病院で検査することをお勧めします。
当院の治療方針
関節の痛みの方には、動かしていただき、動作痛を確認します。局所に熱を持っているのか、腫れているのかも確認し、鍼、お灸、時に刺絡という処置をします。
全身のお体のバランスの調整をします。
体質は、脾虚、腎虚が多いと感じています。
腎は年を取ると減っていきます。いかに腎のエネルギーを保てるかがアンチエイジングのカギだと考えています。
ですから、腎はうまく年齢を重ねるためには、うまく補う事が大切です。鍼灸はそのお手伝いをさせていただけると自負しております。
どうかお気軽にご相談ください。