緊急事態宣言が解除になり、街が動き出しました。
人も街に出て、テレビのその様子が映されるのを見ると、
まるで、啓蟄のようだと思いました。
啓蟄(けいちつ)とは、
3月5日ごろから、春分にかけて、
冬の間、土にこもっていた、虫たちが、
春の訪れを感じ、穴から出てくること。
まさに、そのころ、日本は、全国の学校が休校になり、
春の訪れを感じる時期を、家でこもらざるをえなかったので、
その期間が、途切れてしまったのでしょう。
6月からは、学校も始まり、
今までの生活に戻りつつりあります。
ここで、気をつけてほしい事があります。
特に、今年から、小学校1年生のお子さんは、
小学校へと、環境が変わったこと
本来でしたら、3月から、4月と切れ目なく
進みますが、今年は、冬眠期間があったので、
少し、とまどう事がおおいかもしれません。
今まで、お母さん、お父さん、ご兄弟との生活がほとんどで、
急に、他人と接する、それだけでも気を使います。
学校生活は、みんなと合わせること、
みんなと同じ事をするのが、いいとされています。
遅れたり、人と違うことをしていたら、
注意されたり、違和感を感じるかもしれません。
6月の学校生活が、スムーズに始まりますように、
初めての学校生活が、楽しい!と思えますように。
ご家族の方は、見守ってあげてください。
否定せず、焦らさず、
お子さんのお話を聞いてあげてください。
子どもは、聞いてもらうだけで、
安心できます。
子どもだけじゃないですね。大人もです。