9月5日、オンラインで子育てサロン「いこいサロン」を開催しました。
7月、8月に1回ずつ開催できています。
今回のテーマは「劣等感と劣等コンプレックス」
まず、劣等感は悪者ではないという事をお話しました。
人は誰も理想の自分があり、それに向かって生きていきます。
その理想と現実の自分との差(ギャップ)が劣等感であり、必要不可欠なものです。
ただ、それが、人と比べた時に、劣等コンプレックスに変わり、それを盾に、競争から逃げたり、言い訳したりするようになってしまいます。そうなると自尊心も失われ、健全に人生を生きていくことが難しくなります。
優越コンプレックスについても、劣等コンプレックスと同じく、自分の自尊心を保つために人と比べ、自分を上に見立てる事で自尊心を保とうとすることです。全く健全な方法ではありません。
良い方法は、自分の現実を受けいれる事です。未熟な自分を認める事です。
自分はまだまだ未熟だ、でもそこそこうまくやっている。
そう受け入れることで、理想の自分に立ち向かう勇気が湧いてきます。
ドライカースが不完全である勇気を持つことが大切だと言いました。
小さい時に自尊心を育てることが大切。劣等感についてもっと早く知っておけば、育て方にもよい影響があったかなと思いましたという意見が出ました。
サロン終了後に感想を送ってもらいました。
参加者①
劣等感のことよくわかりました。確かにずっと他人と比べていたなぁと思いました。 これからは、自分の理想と比べていきたいです。 不完全な勇気 ・もやもやはステップ ・自分の未熟を認める ・自分に対する勇気づけ 大切にしていきたいです。 アドラー心理学学んで終わりにしないで、 がんばってトレーニングしていきます ありがとうございました
参加者②
今日もとても楽しかったです! 理想に近付けず、モヤモヤしてたり、劣等化を持っていてもそれは伸びしろであり、 チャンスだということを聞いて劣等感という言葉に対してのマイナ スなイメージが変わりました。 不完全な勇気という言葉、意味を聞いて、気持ちが楽になり、 前向きに家事育児ができそうです\(^o^)/ 子供がもう少し大きくなって劣等感を持つようになったら、
それは成長のチャンスだと声をかけていきたいと思います。 次回また参加できる日を楽しみにしております いつも本当にありがとうございます(≧▽≦)
不完全な勇気、これからも意識してゆったりとした気持ちで家事育児をしていけた らと思います。 他人と比べられるのは、大人でも子供でもしんどいですもんね。 いこいサロンに参加させていただくようになってから、 お陰様で子育てを楽しみながらできています 子供も少しずつ大きくなり、できることが増えてきた分、
適切な行動ができるように関わっていかないといけない時期になってきて、
でも適切な行動ができるようになるにはどう関わっていけば良いかもよくわからないところに、
いこいサロンを開催してくださり、本当に有り難いですm(_ _)m 今後もどんなお話が聞けるか楽しみです! またよろしくお願い致します。
参加者③
『劣等感、優越感』『劣等コンプレックス、優越コンプレックス』の違いに目から鱗でした。 劣等感、優越感に対してネガティブなイメージしか無かったし、 それを常に持ち続けてる自分の事は嫌いでした。 でも、アドラー心理学では自分自身が感じる事であって、 特に劣等感とは自分の理想と現実とのギャップなんだと、 それを知ったら 「な〜んや、ただのギャップか…」と。 そのギャップを埋めるために自分が努力すればいいだけの事なんや って思ったら凄く気持ちが楽になりました。 他者を巻き込むからコンプレックスになる (こんがらがってしまう) なるほどなるほどね〜と、新しい感覚を覚えました。 今の自分をしんどくしてたのも自分。 完璧に出来ない自分も受け入れて褒めまくる、『不完全な勇気』 これを発動させようと思います。 理想の自分は高く設定してもいい。 ギャップの大きさをも楽しめる人間になりたいです。 あっという間の楽しい時間でした。 一皮剥けたかと錯覚するくらいの身軽さです。 この感覚を常に持ち続けられるよう、訓練していきますね♪ ありがとうございました。