気づいていない方も多いかもしれませんが、冬と同じように夏も冷えます。
特に足・お腹・腰・おしりなど下半身が冷えています。
原因はクーラーと身体を冷やす食べ物・飲み物です。
しかし現在クーラーなしの生活は考えられません。
そこで、対策が必要になります。
1 スカーフ・ひざかけ・靴下などを持参し必要に応じて使う
先日カフェで1時間くらい経った時、足が冷えるのを感じて鞄から靴下を出して履きました。
電車などでクーラーの風が直接かかる所では、首の後ろを冷やさないようにスカーフがあればいいですね。クリの大きいTシャツやキャミソールは首を冷やしてしまうので、気をつけてください。
2 お風呂にゆっくり入る
シャワーで済まさず、湯船につかることはやはり効果があります。
3 温かいものを食べたり飲んだりする
あっさりとしたものや冷たい麺が美味しい季節ですが、体が冷えてしまいます。
体温より温度の低い物を摂取すると、体はそれを上げるためにエネルギーを使います。尿の温度が一定なのは体が温度を保つために頑張っているということです。
温かいスープやお味噌汁もいいです。
4 お灸をする
お灸はお身体の芯から温めてくれます。当院では夏でも冬と同じようにお灸を患者さんにさせていただいていますが、暑くて不快だと言われたことはありません。それくらいお身体は冷えています。
生活にお灸を取りいれてください。当院ではお灸の指導もしています。
火を使わなくても使い捨てカイロのように貼ってつかうお灸もあります。
注意・夏でも使い捨てカイロを使っている方がいらっしゃいます。ドラッグストアでは夏でも需要があるから年中販売しているらしいです。しかし、夏に使い捨てカイロを使う事は注意が必要です。場合によっては貼ったところが汗をかきます。それをほおっておくと逆に冷えます。夏にカイロを使わなくてはいけない体は相当冷えています。使わなくても大丈夫なお体にしていきましょう。
以上が夏の冷えの養生です。ご参考になれば幸いです。