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2024.01.22不妊鍼灸

不妊治療☆保険診療の基本と鍼灸のすすめ

2022年4月から不妊治療が保険診療が適応されました。

あれから2年近く経ちました。保険になったから、安く不妊治療が受けれられるようになってよかったと思っておられる方がほとんどだと思いますが、実際は、いろいろな問題もあります。保険で適応できる薬、出来ない薬、検査など、あとは、年齢制限や、回数の問題です。

不妊治療

 

その事について、お話したいと思います。

 

2022年4月以前

すべての不妊治療は、自費診療でした。検査ももちろんですし、人工授精は、病院により1,5~2万円程度。体外受精は、30万円以上しました。

 

 

2022年4月以降

ほぼすべての不妊治療が保険適応になり、保険を使うと、3割負担で受ける事ができます。これにより、人工授精、8千円程度、体外受精 10万円~受ける事ができるようになりました。

 

むっちゃ、よくなったやん

 

 

そう思われるのも無理はありません。そしてたくさんの方が不妊治療を受けられ、病院ごとの妊娠率は上がってたと言われています。しかし、2022年に比べて、2023年の出生率は、下がっています。

1.3から1.26

参考資料

これは、2023年に発表された2022年の結果なので、まだ、保険診療の成果が出ているとは、言えないかもしれません。

保険診療になったことで、若い方がクリニックで保険診療を受け、もっと深刻で医療を必要としている方が、充分なサポートを受けられないという問題もあります。

 

 

不妊専門の病院は、私の聞く限り、みな、混んでいます。早い時期から診察を受け、ご夫婦で方針を話しあう事も大切だと思います。たくさんの選択肢があるので、かえって迷う事があります。

 

そして、保険だけで受けられると思っていたのに、自費での治療をすすめられることもあります。

保険適応外の治療、プロセスをする場合、保険は全く使えなくなるのです。

あかちゃんが欲しくて、今すぐでなくてもいい、と思っておられるかもしれません。

それでも、簡単な検査、(ブライダルチェックなど)を受ける事はおすすめします。

そして、肩こり、冷え、下痢しやすい、便秘、生理に問題がある方は、早めに治療をお勧めします。

鍼灸は、これらの不定愁訴をケアできます。それらが、解消されていくことによって、体のめぐりがよくなり、本来の健康なお体に戻っていくと信じています。

 

そのお手伝いが出来たら、幸いです。

 

背中の施術の写真