お灸をしよう シリーズを始めます。
栄えある一回目に選ばれたツボは、
✨✨三陰交✨✨
まあ、私が勝手に選んだだけなんですけど
いってみよう!
三陰交は、女性疾患に効果があると言われています。不妊症・生理痛・冷え性・むくみ・更年期障害・逆子などに使われます。私の施術では、ほとんどの患者さんに、三陰交のお灸をします。ただし、妊娠初期の方には、しません。
三陰交は、足の太陰脾経という経絡にあります。足の太陰脾経というのは、知らなくても問題ないです。
余談: ツボは、ほどんど経絡といういわゆる線路にあります。経絡というのは、気の通り道と言われています。経絡というのは、手に3つ、足に3つ、それ以外に、全面、後面と8本あります。
その中の、脾に関する経絡に、三陰交はあります。さらに、足の厥陰肝経・足の少陰腎経という2本の経絡とも交わっています。それゆえ、脾・肝・腎の3つに影響を与えます。名前の由来はそこから、来ています。
場所
脛骨内側面の後縁で内果先端の直上3寸(4横指)に取る
難しいので、覚えなくて大丈夫。
内くるぶしから、あなたの手で、指4本分上に上がった場所で、骨の後ろが三陰交です。
何センチという考え方でないのが注意点です。
お灸をしてみよう
簡単なお灸の方法を2つ紹介しましょう。
1.せんねん灸太陽を使う。
手順
出して、上と下のシールを外す。
皮膚に直接貼る。ここは、私の肩です。
シールをはがすことで、空気と反応を起こし、温かくなります。
使い捨てカイロと同じような感じです。
注意点は、低温やけどに注意してください。3~4時間温かさは持続します。
冷めたら取ってください。忘れず取ってください。低温火傷を防止するため、寝る時の使用はやめてください。
2、せんねん灸 火を使うお灸を使う
火を使うお灸はいろいろなメーカーから出ています。ご自分でお好きなのを選んでください。
ここでは、せんねん灸のレインボーという商品を使って説明します。レインボーは温かさが弱めのもので、お灸ビギナーの方には、おすすめします。
手順
後ろのシールをはがし、ライター・マッチなので、火をつけてから、皮膚に直接貼ります。
1分半から、2分くらいで温かくなり、その後冷めます。
注意は、熱く感じたら、すぐに取ることです。熱いのを我慢するのは、逆効果です。
火を使うお灸のいろいろ
初めてで、お灸の仕方が分からないという方は、当院にご相談ください。
お灸で、健康を維持しましょう。