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2021.01.19鍼灸

むくみについて 原因と予防法

むくみ(浮腫)について

 

むくみ(浮腫)の原因

 

西洋医学的原因

 

多くの女性がむくみに悩んでいます。
むくみは、年齢を問わず、日常よく見られる症状のひとつです。

 

また、むくんでいるのが当たり前になると、むくみを気にならなくなることもありますが、
むくみがあると、足が重い、冷えが取れないなど、決してほっておいてはいけません。

 

むくみは、代謝の悪さ、冷えなどから、起こりますが、
腎臓の病気、尿の出が悪いなども関係します。

 

また、腎不全、心不全、下肢静脈瘤、深部静脈血栓症などの病気が隠れていることもあります。

 

むくみ

 

東洋医学的原因

 

東洋医学では、水は、腎の働きによる事が多いと考えます。
まずは、腎の働きをよくするツボを使います。

 

水のうっ滞を流すことにより、下にたまった水を流し、
体の流れを整える事が必要です。

 

他には、胃のツボの一つである、豊隆というツボに鍼、お灸をすることもあります。

豊隆には、痰や、湿の老廃物を出す作用があると古くから言われています。

 

胃の働きを正常にすることで、湿痰を作らなくすることが
むくみを作りにくい体にすることでもあります。

 

水が貯まるところは、冷えますので、
冷え性の方は、自覚がなくても浮腫みがある場合が多いです。

 

むくみの予防法

 

1、適度な運動

2、湯船につかる

3、塩に気をつける

4、利尿効果のあるものを食べる

 

 

1、適度な運動

運動不足は、体の滞りを作るので、
少しでも、運動するように心がけましょう。

ウォーキング、ストレッチだけでも、しないよりは、
効果が出ます。

 

 

 

2、湯船につかる

朝にお風呂に入る人も多いですが、
夜、ゆっくり湯船につかることで、
気持ちもリラックスして、体の芯が温まります。

 

お風呂入浴

 

 

3、塩に気をつける

塩分を控えると、よく言われますが、

私の提案は、いい塩を使う事です。

塩にお金をかける事です。

食卓塩は、99%が塩化ナトリウムで、それにグルタミン酸ナトリウムが添加されたものです。

 

成分をみると分かりますが、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどの

ミネラルが含まれている塩を選びましょう。

 

 

4、利尿効果のあるものを食べる

 

カリウムが豊富な食べ物は利尿作用があります。

例えば、小豆、大豆、黒豆、

ハト麦、スイカ、トウモロコシ、キュウリ、

海苔、アサリ、など

コーヒー、紅茶、緑茶などのカフェイン飲料は、利尿効果が高いとされていますが、
飲みすぎには注意しましょう。

 

ご自身で、改善できないようでしたら、
ぜひ、鍼灸をお試しください。

お一人お一人のお体を診させていただき、

鍼とお灸で、ケアさせていただきます。

 

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