当院に通ってくださっている方々は、通うペースも期間もさまざまです。
月に1回の方もいれば、体調に合わせてしばらく集中して通われる方もいらっしゃいます。
長くお付き合いしている患者さんの場合、
お体に触れていると「今日はいつもと違うな」と感じることがあります。
実際、「何かありましたか?」とお聞きすると、
「先週、法事で九州まで行ってきて……」というお話を伺うことも。
1週間以上経っていても、その疲れがまだお身体に残っているのです。
そういったお体の変化に気づけるのは、定期的に触れているからこそ。
鍼灸施術を通して、自然な状態へと整えるお手伝いができます。
なかには、ご本人よりも鍼灸師の方が体調の変化に早く気づくこともあるんですよ。
肩こりに関して言えば、自覚と実際の体の状態(他覚)にズレがある方がとても多いです。
たとえば──
肩がとても柔らかいのに「肩がつらい」と訴える方
肩がパンパンに盛り上がっていても「私は肩こりはありません」と話される方
それぞれに「その状態が当たり前」になっているのかもしれませんね。
だからこそ、大切なのはご自身の体に意識を向ける時間です。
定期的なメンテナンスを通して、体の変化に気づきやすくなり、
不調が深刻になる前に整えることができます。
「なんとなく疲れが取れにくい」「肩が重い気がする」
そんな小さなサインを感じたときこそ、ぜひ鍼灸を試してみてください。
あなたの“本来の調子”を取り戻すお手伝いができるかもしれません。