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2025.02.05

【不妊鍼灸】体外受精をするメリット

不妊症で来院される方のほとんどが、病院で不妊治療を受けています。病院では一般的に、タイミング法、人工授精、体外受精というステップで治療が進められます。

 

しかし、人工授精から体外受精に進むことに抵抗を感じる方や、経済的な理由で悩んでいる方もいらっしゃいます。パートナーが治療に乗り気でないというケースもあります。

 

多くの病院では、人工授精を5~6回行っても妊娠に至らない場合、体外受精に進むことを勧められます。体外受精に進む場合、説明や検査などに1~2か月ほどかかることが一般的です。多くの病院では、体外受精の説明会や夫婦での受診を経て治療が開始されます。

 

年齢なども考慮する必要がありますが、私は人工授精を6回もせずに、体外受精を検討した方が良いのではないかと考えています。

 

10年間の開業経験、特にここ7年の不妊治療に携わる中で、人工授精で妊娠された方はごくわずかです。その割合はタイミング法と変わりません。あくまでレディース鍼灸いこいでの実績ですが、一般的な人工授精の妊娠率はタイミング法の2倍とも言われています。

 

私が体外受精をお勧めする理由の一つに、「テストとして試してみる」という考え方があります。

 

体外受精では、まず採卵を行います。この時点で、卵子が採れるか、採れた卵子が受精できるか、どのグレードの受精卵ができるかが分かります。これは人工授精では分からないことです。もし良い卵子が採れない、または受精卵にならないのであれば、いくら人工授精を繰り返しても妊娠の可能性は低いと言えます。

 

次の段階は移植です。受精卵を子宮に戻す際、子宮内膜の厚さやホルモン値を調べます。子宮内膜は7mm以上が望ましいとされていますが、これも一つの要因に過ぎません。しかし、検査で分かることは対策できる可能性があるので、対策を講じた方が良いことは間違いありません。

 

体外受精に進んだからといって、その後もずっと体外受精しかできないわけではありません。再び人工授精に戻ったり、タイミング法を選択することも可能です。

 

ですから、体外受精に進むことを負担に感じるのではなく、まずはテストとして試してみるという考え方をお勧めします。

 

そして、鍼灸治療を併用することで体質を改善し、より妊娠しやすい身体づくりを目指しましょう。

 

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