先日、鍼灸を受けられた患者さんから、
「鍼灸はくせになりますか?知り合いにくせになるから頻繁に通ったらいけないとアドバイスされました。」
というご質問を受けました。
鍼灸治療は癖になるというのは、時々聞かれます。
私の答えは、「いいえ」です。鍼灸は癖になりません。
鍼灸が癖になるというのは、多分ですが、マッサージのように楽になると依存してしまうという事だと思います。
鍼灸を受ける方の中には深刻な症状で来られる方も多く、何かに頼りたいという気持ちが依存的になってしまうかもしれません。
しかし、鍼灸は決して依存性はなく、お身体を正常な状態に戻す事を目的としています。
私は患者さんが依存してしまうことを望んでいません。
ですから、少し良くなってきたら、通院間隔をあけていき、最終的にはメンテナンスのような形で通院していただくのが理想だと考えています。
いつまでも同じ頻度で通う事はあまりよくないと考えています。
通院頻度などご質問がございましたら、いつでもどうぞ。
あなたの健康のお役にたてますように。