今日は、鍼灸というものを私がどのように考えているかについてお話したいと思います。
皆さんは、鍼灸というとどのようなイメージを持ちますか?
鍼灸院に行ったことがないかたは、やはり怖いと感じるのではないでしょうか?
それは、当然のことです。
テレビや、映画などでは、針が山のように刺されている映像が映されます。
特に中国の針は、日本の針に比べて長く太いです。世界では、中国式の鍼灸が主流です。
しかしながら、日本の鍼灸には、いくつかの流派があります。
東洋医学をベースにした伝統鍼灸
筋肉にアプローチした鍼灸
当院が行っているのは、東洋医学に基づいた治療法です。
では、東洋医学とは、なんでしょうか?
東洋医学とは、人間も宇宙の一部と考え、バランスをとっていく治療法です。
西洋医学では、病気はその臓器の問題だと考えますが、東洋医学では、病気の原因は体のバランスの崩れた結果であると考えます。
私は、その理論に基づき、病の部分を取り除こうと考えるのではなく、根本の原因を探り、原因にアプローチしていく事により、症状が消えていくという考えを持っています。
そのために、患者様の日常生活、過去に患って今は治っている病気、体質など、お伺いし、改善していくように努めます。
肩、首の症状に、足、手のツボに鍼をし、変化が起こるのは、そう考えると不思議でもなんでもないです。
長く患っている方は、回復に期間を要する事がありますが、じっくりと向き合っていただくことで、体質改善まで期待する事ができます。
ぜひ、気になった方はご相談ください。