当院では妊娠された方に対しては鍼もお灸もしないツボがあります。
といっても妊娠期ずっとではなりません。
三陰交
三陰交は女性疾患によく使われるツボです。
妊活の方、生理にトラブルがある方は必ずといっていいほどお灸をしますし、
男性の方にも使います。
ただ、妊娠初期から5か月の安定期になるまではお灸も鍼もしません。
鍼灸師によって意見はまちまちで妊娠しても三陰交に施術するケースもあります。
しかし、昔堕胎のツボにも使われたのです。その時は相当強い刺激で鍼をしたそうです。
ですから、安全のために当院では、しません。
逆に5か月に入ると、三陰交にお灸をすることで安産になると言われています。
肩井
肩井は肩のツボです。肩コリによく使われるツボです。
しかしここは子宮の収縮にも関係があるとされているので、妊娠後期で生まれてもいい時期まで
強い刺激はしない方がいいと当院では考えています。
患者さんには、肩はもまないで温めたり、さすったりして血流をよくしてください。とお願いしています。
妊娠中はやはりいつもとは違ってデリケートになっているので、
ムリはしない。疲れたら休む。6割くらいの家事でオッケーと思う。
怠けても許す、くらいの気持ちでゆったり過ごしてくださいね。
マタニティーの間は、薬も勝手には飲めないので、症状が気になるようでしたら、産婦人科で相談してください。
鍼灸は薬のような副作用がありませんので、安心して受けていただけます。
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