鍼灸は、治療法です。
医療類似行為という分類です。 2000年以上前中国で始まりました。
日本には、6世紀ごろに朝鮮半島から伝わりました。 鍼灸医学は、昔から、人々の中にあったのです。
そして、養生としても、使われていました。
奥の細道の中で、松尾芭蕉が、 「三里に灸すえるより」と書かれているのは、
歩いた足をケアするために、自分で、足の三里にお灸をすえていたことが 伺えます。
長い歴史を持つ、鍼灸ですが、 戦後は、西洋医学が主流になり、 古い鍼灸は、追いやられてしまいました。
西洋医学の発展により、寿命が延び、
手術などで、昔は助からなかった病気も治り、 技術の発達により、初期の病気も発見できるようになったことは 素晴らしいと思います。
しかしながら、みなさんが、健康で幸せな生活が送れているか、 疑問な点もあります。
必要以上に薬に頼ったりしていませんか?
もし、可能なら、ご自身の自然治癒力をたかめるよう、 養生をしてみませんか? そのうえで、鍼灸がお役に立てるかもしれません。 なんでもご相談ください。