発達障害に限らずですが、
怒って躾けるのは、よくないです。
子どもは、怒られている間、嵐が去るのを待つようです。
そんな状態で、相手の話が冷静に聞けるでしょうか?
私が子供に心掛けていたことがあります。
できなかったこともいっぱいあります。
嘘を言わない
脅さない
あなたの為にというのは、ほぼ、自分の保身
具体的に言う
自閉症の傾向として、
言われた言葉通りに受け取ります。
息子が中学生の時のエピソードです。
国語の授業中、クラスが騒がしく、
数名の生徒がしゃべっていたそうです。
それで、先生が
「静かにできないのなら、出ていきなさい!」
と怒ったそうです。
そうしたら、しゃべっていなかった息子は、
静かに席を立ち、出ていったそうです。
担任の先生が、放課後、息子に
「国語の先生は、あなたに言ったわけではないのは、分かるか」と聞くと
「わかります」と答え、
「それなら、どうして出ていったの?」と聞くと
「静かにできないと思ったから、出ていきました。」
と言ったそうです。
この時点では、診断を受けていたので、
担任の先生は、理解していただけましたが、
もし、診断を受けていなかったら、
ふざけてると誤解を受けたかもしれません。
実際、中学1年生の時は、診断がなかったので、
学校に理解していただけませんでした。
学校も診断がないと、なんの支援もできないそうです。
(学校によると思いますが、うちの市はそうでした)
親として、子どもにあいまいな言い方はやめませんか?
「いう事聞かんかったら、おいていくよ」(脅し)
「いい加減にしなさい」(曖昧、いい加減ってどの加減?)
そして、感情的に怒ると、
子どもも、感情的になって、主張することを覚えます。
親として、気を付けたいものです。