薬を飲んで、症状が治まっていたら治ったことになるのでしょうか?
もちろん、答えはノーです。
今日は、東洋医学の五行論のお話を簡単にします。
東洋医学の考え方の一つに、五行論という理論があります。
五行論とは、世界は、五つに分けられる
そして、その五つがバランスを崩すといろいろ症状がでるという考えです。
世界は、木 火 土 金 水でできており、
バランスを保っています。そして、それらは、協力しあい、
抑えあい、産み出し、世界がうまく動いています。
木が育ち、その木から、火をおこし、
火が燃えて土(灰)になり、土から金属が生まれ
金属に水滴がつき、水になる
その水は、木を育てる
簡単に話すとそういうイメージです。
終わりがなく、永遠に続きます。
人の体にも当てはまり、
木→肝
火→心
土→脾
金→肺
水→腎
それぞれが次を育て、一つ先を抑え、
バランスを取ります。
このようなイラストを見たことがあるでしょうか?
東洋医学では、この理論にあてはめて、
患者様の症状などから、弱っているところを見つけ、
ツボを選びます。
ツボがあっていれば、
その方の体が整い、回復へと向かいます。
症状が消えるだけでなく
症状がでにくい体に変えていくことが可能です
先日もお話しましたように、肩こりで肩に針をするという考えでは、
その方の本当に必要なツボは見つけられません
自分にあった、ツボを知りたい場合、ご相談ください