2月は、寒いですが、
今年は暖かいですね。
2月4日から春です。
東洋医学では、2月~4月が春です。
ですから、春の養生についてお話します。
春は、草が伸び、木が成長する季節です。
気が上に上がるので、
体にも上に気が昇ります。
それで、頭の症状が出やすい季節になります。
たとえば、花粉症、頭痛、耳の症状、めまいなどです。
5月病なども、陽気が上がってしまった事が原因の一つと考えています。
対策としては、気を下げればいいです。
対策
足湯、半身浴などをして、下に気を下ろしましょう。
簡単にできることは、深呼吸なども、いいですね。
食養生
酸味を取るといいです。
酸っぱいもの、お酢、柑橘系の果物などです。
ただし、取りすぎると逆効果です。
春は肝が働きすぎて頑張って結果、弱ってしまうこともあります。
東洋医学の肝は、肝臓の臓器の話ではなく、血に関すること、その働き全体をさします。
ですから、生理、月経のことも、肝に関すると考えます。
その肝の働きが弱ると、怒りっぽくなり、イライラしてしまいます。
逆に、イライラすると、肝の働きを弱めてしまいます。
月経前症候群のイライラは、肝の働きが弱っているケースが多いです。
自分では、止められないのは、意志の問題を超えています。
その場合は、肝の働きをよくするようなツボに鍼をします。
(専門的には、肝を補うといいます)
養生でも、よくならない、という場合、鍼灸を受けてみることをおすすめします。