先日、参加した、統合医療生殖学会の子宝カウンセラーの会のセミナーで、
国立感染症センターの多屋馨子先生のお話で、
初めて知ったことがあります。
私が中学生の時、風疹のワクチンは、女子だけ接種しました。
その後、昭和55年生まれからは、男性も接種されるように変わりました。
数年前から、風疹が流行しているというニュースを聞きましたが、
重要に思っていませんでした。
妊娠中、それも初期に風疹にかかると、胎児に影響がでるという事は知っていました。
(だから、女子だけワクチン接種だったんですよね)
先天性風疹症候群という病気です。
妊娠初期、まだ、妊娠が分からない時期にかかっても、
胎児には、影響がでます。
ワクチン1回しか受けていないと、抗体はつかない場合もあります。
夫さんが、抗体を持っていなくて、どこかでかかってしまうと、
妊娠中の奥さんにも、もしかして、うつってしまう可能性も否定できません。
国は、昭和37年生まれから、昭和54年生まれの男性に、無料で風疹の抗体を調べ、
抗体がない場合は、無料で接種をしてくれます。
昭和47年生まれから、54年生まれの方には、すでに、ご自宅に検査の券が送られているようです。
(自治体によって、時期は遅れる事もあるようです)
送られた方、ぜひ、医療機関で受けてください。
そして、昭和37年から昭和47年生まれの方は、クーポン券が送られるのは、来年度になります。
しかし、市役所に申し出ると、すぐに受ける事が可能です。
身近に、ご兄弟、ご親戚に、対象の方がいらっしゃる場合、ぜひ、受けるように伝えてください。