こんにちは。
加古川市の【レディース鍼灸いこい】です。
最近、「子宮内フローラ」という言葉を耳にする方が増えてきました。
2017年に子宮の細菌が発見されたのです。それまで子宮内は無菌だと考えられていました。
これは、妊活や不妊治療の分野で注目されている新しい考え方です。
子宮内フローラとは?
腸内フローラと同じように、
子宮の中にも細菌のバランス(フローラ)があることがわかってきました。
特に重要なのが
ラクトバチルス菌(善玉菌)。
この菌が多い子宮内環境は
✔ 受精卵が着床しやすい
✔ 妊娠継続率が高い
と報告されています。
一方で、善玉菌が少なく、悪玉菌が多い状態では
✔ 着床しにくい
✔ 流産率が上がる
可能性があるといわれています。
子宮内フローラ検査でわかること
子宮内フローラ検査では、
子宮内にどんな菌がどのくらいいるか
ラクトバチルス菌の割合
着床に不利な菌の有無
などを調べることができます。
実際のデータでは、
子宮内環境が良好な方の妊娠率は約70%
そうでない方は約30%
と、大きな差が示されています。
不妊の原因は「子宮内環境」かもしれません
これまで不妊の原因としては
年齢
卵子の質
ホルモンバランス
などが中心に考えられてきました。
しかし最近では、
「子宮の中が妊娠に適した環境かどうか」
も非常に重要だと考えられています。
検査をして初めて
「着床しにくい環境だった」
と気づくケースも少なくありません。
鍼灸からできるアプローチ
鍼灸では直接「菌」を変えることはできません。
ですが、
骨盤内の血流改善
自律神経の調整
ホルモンバランスのサポート
冷え・ストレスの軽減
を通して、
子宮が本来持っている回復力・整える力を引き出すことができます。
実際に、
✔ 月経痛が軽くなった
✔ 経血の状態が変わった
✔ 高温期が安定した
といった変化を感じる方も多くいらっしゃいます。
検査と体質改善は「どちらか」ではなく「両方」
子宮内フローラ検査は、
✔ 現在の状態を「知る」ための大切な検査
鍼灸は、
✔ その環境を「整えていく」ためのサポート
どちらも妊活において、とても大切な役割があります。
レディース鍼灸いこいでは
妊活中の体調・生活リズムのご相談
病院治療と並行した体づくり
不安やストレスのケア
を大切にしています。
「何をしても結果が出ない」
「検査では異常がないと言われた」
そんな方こそ、一度ご相談ください。




