逆子と鍼灸について
こんにちは、レディース鍼灸いこいです。
妊娠後期になると「赤ちゃんが逆子と言われて不安…」というご相談をいただくことがあります。
逆子とは?
妊娠28週頃までは赤ちゃんは子宮の中で自由に動いており、頭が上を向いたり下を向いたりを繰り返しています。
ところが、妊娠30週を過ぎても頭が上を向いたままの状態が続くことを一般的に「逆子(骨盤位)」と呼びます。
逆子の原因
はっきりとした原因は一つではありませんが、以下のような要因が関係すると言われています。
子宮や骨盤の形の影響
お母さんの体の冷えや血流不足
胎児の大きさや羊水量の影響
鍼灸でできるサポート
鍼灸では、主に「至陰(しいん)」や「三陰交(さんいんこう)」といったツボにお灸をすることで、子宮周りの血流を整え、体を温めることを目的とします。
お灸をすると直ちに赤ちゃんが動くことも少なくありません。それほど、ツボは子宮に影響を与えるいるといえるでしょう。
これにより赤ちゃんが自然と回転しやすい環境を整えることが期待できます。
当院では、リラックスして受けていただけるよう、妊娠中のお身体に配慮した施術を行っています。
逆子のお灸はいつから?
逆子のお灸は 27週〜34週頃まで に始めるのが効果的とされています。病院で逆子を診断されるのは27週くらいが多いです。しかし自然に戻る事もあるので、病院でもそれほど重要視されないで様子をみましょうとなる事が多いようです。しかし、鍼灸のデータでは、早ければ早いほど、戻る確率が高いという結果がでています。
週数が進むほど赤ちゃんの動くスペースが少なくなるため、なるべく早めにご相談いただくことをおすすめします。
最後に
逆子と診断されると不安になられる方も多いですが、多くの場合は自然に戻ることもあります。
鍼灸はお母さんの体調を整え、赤ちゃんにとって心地よい環境をつくるお手伝いができます。
逆子でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください




