小児はりに来られた保護者の方に「疳の虫」というと「何ですか?」と聞かれました。
そうか最近の方は知らないのですね。ひやきおーがんのコマーシャルを。
昔は「疳の虫がいる」とか「疳が強い子」という言い方をしていました。
今でいう、小児神経症です。キーキーいう子、泣き止まない子など、そういわれていました。
以下引用です。
疳の虫(かんのむし)とは、子どもが夜泣きやかんしゃく、ひきつけなどの症状を起こすことを指す俗称で、医学的な用語ではありません。
「疳の虫」と呼ばれるようになった由来には、次のようなものがあります。
- 昔は、体の中にいる虫が原因で病気になると思われており、子どもがぐずるのは「疳の虫」という虫のせいだと考えられていた。
- 東洋医学では「疳」は「肝」とみなされ、精神活動や感情を表す言葉として使われていた。肝はイライラと関連の深い臓器で、感情の「乱れ」を表現する「虫」という言葉と組み合わせて「疳の虫」と呼ばれるようになった。
AIによる解説です。引用元 グーグル検索 疳の虫 とは
レディース鍼灸いこいではお子さんを診る時、肌つや、お腹の状態、脈などに加えて、お顔の表情などもみます。眉間に青筋があったり、白目が青っぽい子供は疳の虫が強いと考えます。
そういうお子さんはデリケートです。賢いです。そして、怖がりだったりします。とにかく敏感です。
それはよい面も悪い面もあります。怖がりすぎたり、神経質すぎるとお子さんもストレスが溜まってしんどいですよね。保護者の方もおなじように辛いです。
小児はりはお身体をリラックスする効果があるので、敏感のお子さんに効果があります。
さらに、当院ではできるだけ怖がらせないようにキャラクターのタオルやエプロンを付けています。