鍼灸は日本では保険適応される症状は限られています。病院で鍼灸治療をおこなっている所もありますが、少ないです。私は開業前に、整形外科のリハビリテーション科で鍼灸をしていました。15分という短い時間、施術していました。その病院は毎日たくさんの患者さんが鍼灸を受けていました。
しかし、日本で鍼灸施術を受けた人の割合は毎年約5%です。少ないと思いませんか?
みなさんの周りの100人にたった5人しか鍼灸治療を受けていないのです。(1年間で)
その理由は、痛そう、熱そう、効果があるのか不安、エビデンスがないから信じられないなどの鍼灸を受けたことがない人の考え、受けた事がある人の中でも、痛かった、熱かった、効果がなかった、保険が効かない、費用が高い、など。鍼灸師と相性が合わなかったという意見も聞いた事があります。
エビデンスはあります。日本には、全日本鍼灸師会という学会が規模が大きく会員数も日本一多いです。
他にも、日本伝統鍼灸学会 も伝統的な鍼灸法を研究しています。
毎年、学会では研究発表・症例発表・シンポジウム・実技発表など大会が行われています。
鍼灸院は小さい院が多く、1人で経営している所が多いのですが、日々切磋琢磨し、論文も多数発表されています。
どうか安心して鍼灸をうけてください。