赤ちゃんが欲しくて専門クリニックに通われている方は、不妊の知識はすごくあって、いろいろ調べられています。出産になると、調べていない方が多いです。
もちろん、それはその時に調べればいいというご意見もあります。
でもあえて、私は、少し出産の事も、考える事をお勧めします。
出産する病院を探すのを勧める理由
1,妊娠してから、産科に行くまでは意外と短い
自然に妊娠して、生理が来ないなと思って、生理予定日から2週間までには、病院に行くでしょう。
体外受精の方は、移植後約2週間で妊娠判定が出ます。そのあと、2週間から4週間までには、産科に紹介状を持っていくことになります。
その間に、いろいろ調べるのは、時間が足りない事もあります。普段から、親戚や友人にさりげなく、出産した病院の感想などを聞いておくのがいいです。
2,産科はどんどん減っている
婦人科はあれど、産科は減っている傾向にあります。早めに予約しないと希望のところで、産めないということも出てきます。最近は、車で1時間以内のところで、出産する方も増えています。近くに産科がないからです。
3,出産をイメージすることも大切
今、不妊治療でしんどい、辛い思いをされている方に、先を見るというのは、むつかしいと思われるかもしれません。でも、想像できないことは、起こらないと言われています。将来、赤ちゃんと生活するためには、出産は、避けられない道です。病院は、いろいろ特色があります。食事が豪華な病院、個室が素敵な病院、それより大切なのは、母乳育児を推奨しているとか、出産の計画についてです。病院の規模に限らず、こだわりがそれぞれあるので、そういう事も、時間のある時に調べておくのもいいと思います。
私は、不妊治療をされている患者さんから、いろいろな情報を聴く事ができます。出産のお話も伺ったりします。その中から、アドバイスもさせていただいています。
どうぞお気軽にお問合せください。