当院に来られる患者様には、一番つらい症状だけでなく、お体の事をお伺いします。
今回は、その重要性を感じた事をお伝えします。
当院に来られる患者様の症状の多いのは、
不妊症(妊活)
月経のトラブル
自律神経失調症
腰痛
肩こり
などです。
最近は、うつ症状や、うつ病、不眠症などを訴える方も
増えています。
妊活の方には、もちろん、生理の状態
周期、日数、量、生理痛などを伺います。
腰痛などの方にも、伺う事があります。
生理の周期によって、症状が出やすい時期が特定できる事もあります。
先日、半年くらい通われている患者様が、
「最近、毎月、きっちり、28日周期で生理が来ます。」と
うれしそうにおっしゃるので、よくよくお伺いすると、
以前は、1か月来ないこともあったし、だいたいは、25日~40日とバラバラだったと。
しかも、それを普通だと思っていたと。
その方の認識では、生理不順というのは、生理が来ないことだと思っていて、
自分は、来ているから、生理不順でなないと思っていたと。
これには、私も驚きました。
そう思っている方は多いのでしょうか?
生理不順とは、規則正しくなければ、不順です。
正常範囲は、25日~38日と書かれていますが、
38日というのは、ちょっと長めだと思います。
できれば、25日~33日くらいまでに来るように、
体調を整えていく必要があると思います。
そして、ほかの方から、以前お伺いしたお話です。
「20年ぶりに生理痛の薬を飲まなくてよかったです。」
聞くと、10代の後半から、ほぼ毎月、生理痛のため、市販のお薬を飲まれていたそうです。
その事は、普通の事とおもっていたそうです。
生理が決まった周期で来ないのは、異常です。
薬を飲まないといけない生理は、異常です。
生理の経血に塊があるのは、異常です。
どうでしょう。
みなさんの認識はどうですか?
病院で異常がなくても、改善していく必要があります。
生理痛がある方が、薬のない生活ができるようになったら?
いつ、生理が来るか、不安な毎日より、毎月生理が予定出来たら、旅行、おでかけの予定もしやすくなる。
生活のクオリティーは上がります。
ぜひ、ご自身の生理を見直してみましょう。
何かご心配、ご相談がありましたら、お気軽にお問合せください。